管理職に必要な社内政治力とは
管理職になれば、社内調整が増えたり、交渉事も多くなるものです。抵抗勢力なども出てくる中、チームで大きい成果をあげていくためにはどうすれば良いのでしょうか。
管理職にとって、まず必要なスキルと言えるのが社内政治力です。社内において上手に立ち回ることができれば、この人は会社へ貢献する大きな事をやり遂げてくれるかもしれないという期待を抱かせることができるでしょう。周囲の期待値が高まることで、自分もそれに見合おうと努力し管理職としてより活躍できるかもしれません。
しかし、このような場合でも抵抗勢力といった人たちは少なからず出てくることでしょう。そのような人たちがいる際の対処法としては、自分の主張したいことをはっきりと言い続ける方法があります。その主張が正当なものであるのならば、抵抗勢力はいずれなくなり、逆に軸がブレない人だという一つの評価に繋がっていくでしょう。
では、自分の意見を主張する際に上手な方法はあるのでしょうか。何よりも大切なことは、相手にも共通の理解の土俵に立ってもらうことです。やらされているという感覚ではなく、共にやっているという感覚を持つことで成果を生むことが可能です。共通理解持たせて、社内一丸となって様々な業務に取り組む態勢を築いていくためには社内政治力が最も重要と言えます。
また、社内調整で悩んだ場合は、我慢したり、格好付けることなく、状況を周囲に知らせることも大切です。管理職だからと言って一人で抱え込むのではなく、それすら上手に共有することも社内政治力と言えるのはないでしょうか。