男性の上司や部下とどう付き合うのか

女性管理職のひとつの悩みとして、男性上司や部下とどうつきあっていくかといったものがあります。女性だけの職場でない限りは、誰もがぶつかる問題でしょう。

女性管理職が30パーセントになる言われる中、以前のように宴会場に場をうつして会議の続きをやるといった慣習は無くなりつつあります。育児や介護で時間におわれる女性管理職が増えてくることで、そのような慣習は自然と消滅しているのです。さらに男性も育児や介護に参加せざるを得ない時代の流れもあり、無駄と思われるものは徐々になくなってきています。これは、ある意味女性が管理職になるメリットと言えるでしょう。

とはいっても、政治力だけで出世し男性上司よりも先に上のポジションに女性が昇進してしまうと、とても厄介なことにもなりかねません。中には嫉妬深く、自分のポジションを越えられるのが嫌で部下を育てないという人までいるのです。今の時代は、こうした人材は淘汰されていくことがほとんどであるため、あえて敵をつくらないことが大切と言えます。

では、このような人から嫉妬をかわず上手く付き合っていくためには、どのような対策を取ると良いのでしょうか。例えば、男性社員同士でそろってランチへ行く際、自分から仲間に加えてもらうという方法はどうでしょう。女性一人を誘うというのは勇気がいることなので、自分から社内政治を進めるうえで仲間に加えてもらうのは良いことだと言えます。さらに、野球やサッカーなど男性が好むような話をしてみるなど、上手く付き合っていく最適な方法を探してみるよ良いでしょう。

女性が管理職として働くには様々な困難があります。しかし、女性ならではの視点や感性は会社にとって必要なものです。そのような感性を上手く利用しながら、管理職として上手に仕事をこなしていきましょう。